秋葉山塊の山々と登山の楽しさについて
 
写真は国道403号線から秋葉山塊一帯を眺め、最も高い山の大平山・高立山を中心に入れた
ものである。
秋葉山塊と呼ぶのは問題があると言われる方もおられようが、これらの山は低いなりに全てつな
がっている。言わば、櫛形山脈の様な低山の連続であると主張したいのである。
秋葉山から大沢山を越えて、加茂市の長瀬神社まで遊歩道で走破することも出来る。
最も高い山は高立山だと言える。菩提寺山と高立山には登山会の管理する山小屋が、護摩堂
山には茶店がある。80歳のお婆さんも菩提寺山に1人で登っており、話をしたことがある。
登山の好きな方には冬には危険も少ないし、山の訓練には持って来いだと指名されてもいる。
大平山は大沢公園から途中までは高立山の登山道と同じ道を辿る。山の位置関係は500m 程
しか離れていないのではなかろうか。しかし大平山の眺望は全くない。(地理院の看板のみ。)
秋葉山〜菩提寺山は石油掘削の古い井戸が多く、登山道を外れると危険な場所も多い。しか
し、菩提寺山の登山道は20本くらいあるだろうと私は思う。白玉の滝から急登し、途中「円山」を
通って合流するコースもあるが、地元の者だけの楽しみかも知れない。
別のページに紹介しているが、清水が湧き出ているとか、春秋の植物の移り変わりの楽しさも多
い。
また、名前の通り各山にはそれぞれ独特な歴史があり、これも意義深いものがある。
大沢山には途中、大沢鍾乳洞の前を通って行く。この鍾乳洞の見学にも時間を掛けたいもの
だ。


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