佐渡ミーティングからの帰り
 
8月20〜21日は恒例のNOSA佐渡ミーティングの日で、しかも世界的に
有名な「アースセレブレーション」の日でもあった。
 幾つかのイベントを楽しみ、楽しい懇親会も終わった後に21日は帰途に
着いた。これが並ならぬセーリングだったので、ここに記録しておきたい。
 (幸い、川澄・松月両氏が一緒に乗り込んでいたから心強い事だったが、
一人では乗り切れなかった強風と荒波だった。)

 朝からNEの風が吹き上がり、港の中に入って来る波でぐちゃぐちゃに船
がもまれて寝ておれない状況だった。風向きからして新潟は真向かい…
全くセーリングは考えられなく、エンジンだけでトロトロと港を走りだしたの
は07:20 だった。波にもまれ、3時間走っても越佐海峡の1/3までも進んで
なかった。スプレィを浴び、パンチングでスピードは2ktになったり、乗って
いる者もヘロヘロになっていたので、少しベアして、ジブだけを2m 程開く。
折からの風速は12m/s 程だったと思う。6kt程のスピードで小佐渡と平行
にカッ飛び始めた。これで東港沖まで出てからタックしようと相談。艇も安
定して来たので、熱いカップ麺を喰え、元気が戻って来た。その後1時過
ぎまでこのNEの風と格闘していたのだが、13:30過ぎると嘘のように風が
東に振れてくれた。
 堂々とメインを張り、クロズホールドで新潟を目指すことになった。ここか
らは気楽、快適セーリングと一転した。まるでこれまでの労苦が嘘のよう。
 16:21に赤灯台を越えると、何と静かな川の流ればかり。17:02 に着岸。
 何と小木〜新潟間を10時間のヨット旅行でした。
 (画像は佐渡ミーティングで集まった県内の11艇)