止めない?デジカメか銀塩かなんて話
最近はデジカメが完全にフィルムカメラの世界を支配してしまったようだ。
まだ、残り火をかざすように「銀塩写真の神秘さ…」とか言う人も居るが、本当にその機微を
語れる方は何人も居ないと思う。9割以上の人間にとって、要は撮った写真が気楽に見られた
り、使えたら良いのであり、芸術写真をウンチクする方はそれはそれで、また別の世界にはま
ればいいのであろう。
「印刷物に掲載するので、1枚だけ至急写真を付けてください。」とか、「今撮った写真って、
綺麗に写っている?すぐ見たいのだけど…」という要求を満たせるのはデジカメしかない。
これが写真を撮る人の大体の欲求であるから、デジカメが重宝されるのも当然である。
こういう事にフィルム写真を当てようとしても所詮無理な話であろう。
ついでに、高価なラボが無くてもカラー写真が綺麗に、即手に入るプリンターにも頭が下がる。
もうここまで、カラープリントが出来たら、フィルム写真の負けに決まっている。
それでも、まだ抵抗する多くの方が大勢居るのは良く分かる。気持ちも分かるようだ。決して、ぞ
んざいには対応しないで、私は話を聞きながら、要点を整理することに心がけている。
多分に写真の保存性やら、細かな画像処理の問題やら、特殊なレンズの自慢やら…で、同一
条件を基に何かを比較しているのではない話であろう。
ただ1つ言えるのは、フィルムカメラ、それもマニュアル撮影で鍛えた人間がデジカメを持った時
に何を思うかである。
デジカメかフィルムカメラか…などという論戦はもう感情やら思いこみでの話であり、丁寧に言えば
使う人の感性や好みの次元での話である。同じ土俵上の話でないから、止めて欲しいのである…が、
また、飲むと絡まれるかも知れない。
平和な国の人達の話なんだよ〜
ちゅうぶるデジカメとの遊びごと

左のカメラは殆どが、\515 の中
古カメラである。
どんどん新しいモノが出て、画素数
も増えて、もう綺麗な写真が欲しい…
と言われる人が多いから、買い換える
時に、古いのは下取りか、要らないよ
って、お店に置いて行くらしい。
そこで、2百万画素程度でも、私は
カメラ屋さんから買って来るのである。
確かに「何にするの?そんなにたくさん…」と言われると、返答出来ない。
でも、しっかり写るんだから…2百万画素なら、インターネットではおつりが来る画素数ですよ。
\515 なら惜しげもなく使えます。これまで壊れても良いようにと、山に持って行ったが、乱暴に使って
も壊れずに気楽に使っている。雨でも気楽に写真を撮っている。
会議場や電車に置き忘れたが、ちゃんと戻って来る。
みなさ〜ん。デジカメは「ちゅうぶる500円カメラで十分だよ!」って、小さな声でつぶやいてます。
家族が2台ずつ持っている。親戚にもたくさんプレゼントした。これは新品でないからか、決して喜ば
れないモノです。気持ちは(高価でないと)伝わらないものです??
職場や、車や鞄に1台ずつ入れてある。どこでも使えるからだ。と、ところが、ここ一番と言う時に、電
池切れが起こる。カメラが悪いんじゃないって!と叫ぶけれど、「やっぱし、安いのはダメだって!」と片
付けられてしまう。
あ〜あ、可愛そうな中古デジカメ。
しかし、また今日もリサイクルセンターやカメラ屋を覗いている私である。
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